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朝の重要性を知る
朝起きてからの30分は、一日で最も決断力が高いことが分かっています。
何かをやろうと決意するには、脳の前頭葉で思考や感情をコントロールする力「ウィルパワー」が必要です。
朝は最もウィルパワーがあり、人生の目的や、その日一日をどう過ごしたいか、何かやりたいことはないかを見つけるにはうってつけの時間です。
- やりたいことがない
- 日々なんとなく過ごしてしまっている
- 一日を通してやる気が出ない
そんな方にこそ、早起きは特効薬となります。
朝は自然にふれる
まだ空気の澄んでいる朝の時間帯に、自然のある公園へ行ってみましょう。
胸いっぱいに吸い込めば、植物や土の香りを感じられるはずです。
原始時代、自然の豊かな地域に食料が豊富であったことから、人は自然の中でこそリラックスするように進化してきました。
そのため、人は土の香りをプールに3滴垂らしただけでも、瞬時に嗅ぎ分けられるほど自然の香りに敏感です。
特に植物から分泌される芳香化合物のフィトンチッド類は、集中力を高め、リラックスをもたらすと言われています。
一日を充実させたいのであれば、朝は外に出ることが大きな一歩となるでしょう。
早起きを目的にしてみる
朝起きたら一番に思いつくよう、寝る前に翌日やりたいことを書いた紙を天井や壁に貼っておきましょう。
「ポジティブキュー」と言って、誘惑に負けそうな時に、それを乗り越えるきっかけとなります。
やりたいことが見つからない時は「朝の優雅な時間」そのものを目的にしてみてください。
朝を優雅に過ごすために
<スミレのルーティン>
①音楽を流す
特に歌や声の入っている曲が良いでしょう。頭を働かせ、二度寝の誘惑に強くしてくれます。
②その日にやりたいことを口に出す
「コミットメント想起」というテクニックです。パワフルバーブ(強い動詞)を使うと効果が高まります。
例)今日こそは全力でアニメを見てやる。
②水を飲む
眠っている間に失われた水分を補い、自律神経を整えてくれます。
③歯を磨く
表情筋を動かすことで、脳を働かせます。
人と話すことへの抵抗も下がり、社会性が高まります。
④シャワーを浴びる
汗を流してスッキリするだけでなく、着替えるきっかけとなります。
体温を調整することでやる気も高まります。
⑤外着を着る(身なりを整える)
いつでも寝られる、または寝やすい格好をしていると二度寝の誘惑に弱くなります。
早くに身なりを整えることで、その日の行動力が上昇します。
⑥ガムを噛む
反復運動によってセロトニンを増やし、神経伝達物質のバランスを調整します。
表情筋を動かすと同時に唾液を増やして、脳を活性化させます。
⑦公園を散歩する
日光を浴びて、軽く体を動かすことで概日リズム(サーカディアンリズム)を整えます。
⑧瞑想する
集中力の向上、ストレス低減、メタ認知力の強化など、様々な効果が実証されています。




モーニングプレイリスト(30分)




<参考図書>